シロスジカミキリ          カミキリムシ科

日本最大のカミキリ「シロスジカミキリ」です。
つかまえると、ギイギイ鳴くさまは迫力があります。
写真は、コナラの幹に産卵しているところです。
直径2pくらいの丸い形に、表皮を噛んで浅い穴をあけ、その中央に卵を産みます。
この時は、人間が近寄ってもお構いなしです。
幼虫は、木の内部を食べ進み、この跡が「虫コブ」となって、樹液が出てくる1つの理由です。
前翅や胸の後ろには黄色い斑点がありますが、死ぬとこれは白くなります。
写真では写っていませんが、体側には白いスジがあります。
また、背中には鋭い突起があり、これと前翅に指を挟まれると、非常に痛いので、掴むときは注意が必要です。

猪名川町にて 06年7月
07.10.20