2017年6月4日(日) 樹液パトロールだ

先日、「はりちゅう」で今年の初物をロストし、とても悔しい思いをしましたので、
6/4 梅雨入り直前の日曜日に、樹液パトロールにでかけました。




久し振りに見たイチモンジチョウ


樹液パトロールとは、各所のクヌギを見て回り、樹液の出具合や発酵具合を確かめてまわることです。

が、その日は、そう称して単にフライング気味に出かただけです。




里山ではお馴染みテングチョウ


午後からはいつも足の悪いお袋を車で買い物に連れて行かねばなりませんので、短時間でさっと、それも登りの緩いハイキングコースを少し歩いてピストンし、道沿いのクヌギを冷やかしました。


例年なら、この時期に出張ることはもうほとんどしないのですが、割合涼しい日で風も有り、なかなか快適な観察になりました。

期待薄で したが、それでも樹皮の隙間にコクワらしき姿を確認。
一番浅いのにいた♂を、木の枝でごにょごにょやって出て来てもらいました。




約42oのコクワでした。
越冬個体らしく、動きは緩慢です。
ご長寿を祈って、そっと帰してやりました。




やれやれ、これで片目が開きました。





しかし、隙間にいるクワガタの良い写真を撮るのは難しい。

左手にLEDライト、右手にカメラを持ち、ピントは固定にして体自体を前後に揺らしながら何枚か撮ってやっとこの有様です。

ライトを口にくわえることもあります。

そうこうしてるうちに奥の方へ逃げていくことも多く、打率自体も低いです。