2014年8月31日(日) 秋きたりなば

8/31日曜日

1ケ月ぶりに出かけました。

降り続く雨とこちらの休日との折り合いが悪く、なかなか出られない8月でした。
こんな8月初めてです。

到着したいつもの山は、なんだか空の高さを感じます。
もう初秋といって良いかも知れません。




やっと晴れ、と思ったら空気はすでに涼しいのだ。

産業道路沿いにある、ダイキンエアコンの温度計も24゜Cと、真夏のそれとは違います。

長雨と台風の影響でも行く先々ヒドイ状態です。
水流で道はえぐれ、落ち葉は流れ去り、土砂崩れ、崩落があちこちで見られます。

また、先月打者一巡の絶好調クヌギ樹液打線は、クリンナップがナントカ出塁しているものの、下位打線はまったくの連続カラ振り。

実は今日が今期初の晴天というので、秘かに大型タテハチョウを期待していったのですが、まったくのボウズです。

というのもI君が、今年も樹液場のジオラマ(永久保存版)を制作するというので、一通り揃ったクワガタ以外の樹液に集まる昆虫を採集させてあげたかったのです。

オオムラサキは時期的に厳しいかもしれませんが、スミナガシやコムラサキならなんとかなるべぇと、勢い込んで出かけたのでした。

しかし、梢の高いところを飛翔する蝶は時折見かけるものの、手間届く範囲ではルリタテハが数頭のみ。




サバイバル後らしく、翅はボロボロ。

クワガタ類もほとんどみかけません。
スジやコクワがチラホラといるだけ。




ドロだらけのチビスジ君。キミが今期最後のクワガタだ。
 
・・・・・北摂は、すっかり秋のたたずまいですね。


今年はなんだか、天気のせいもあり、あまり活動できなかった。

そのせいでとびきりの写真も撮れなかったが、

なりより各種で大型個体を見られなかったのがチト寂しい。

スズメバチやカナブンも少なかったように思う。

ひょっとしたら、マダニすら少なかったのかもしれない。


さて、夏の3ケ月はあっという間に過ぎてしまいました。

「虫屋」のオッサンは、ただのオッサンに帰って行きます。