2014年7月20日(日) 道端クヌギ

いつものところへ行き
いつものスタイルで虫を探し
いつものクワガタたちに出会い
いつもののようなアングルで写真を撮る。

急に暑くなってお疲れモードということもあってか、そういうのに ちょっと飽きてきた。

7/20日曜日、時間はあるのに なんかイマイチ強烈なヤル気が起きません。

てことで、今日は全く違うパターンをしてみようと のんびりでかけたのは、もう昼前。

天気はもっていますが、今日も大気の状態は不安定という。

場所は三田市内(? 方面)である。

路肩という道端というか、道路際にぽつぽつ生えているクヌギ、コナラ、カシ、ニレ、ヤナギなどを
行き当たりばったり、手当たり次第に拾い歩きしたのだ。

みんな通る道路横なので場所を書こうかと思ったが、どこも狭い道なのでやめておきます。

そんなたいしたところではありません。




ザトウムシは足が8本ありますが、こいつはユーモラスなので例外的に大丈夫だ。


1箇所目
普通なら、全く鼻も引っかけないようなだだの道路横。

道路に沿って横にはさして大きくない川が流れており、ガードレールとの間から木が生えている。

車を分岐で少し広くな ったところに止め、1本1本ルッキング。

基本中の基本やなあ、と自分を励ましながら観ていくが、これが結構楽しかった。




しかし、ここは場所がハズレだったようで、昆虫はおろか樹液もまったくなく、完封負け。

そりゃそうやわなあ と納得。




2箇所目
次も川沿いですが、渓流に近く、離合が難しいくらいに道は狭い。

けどれっきとしたアスファルト舗装です。

ここも意外にヤナギは少なく、クルミが目立ち、細いコナラやクヌギが測ったような等間隔でぽつんぽつんと生えています。

ここで1本だけ旺盛な樹液を確認ましたが、(というか登りで距離もあって途中でやめた)樹液自体にはカナブンしかおりません。




でも、細い幹をずうっと上まで見上げていくと、
いました。

落とすまでもなくチビミヤマです。
ここで、河岸を変えることに・・・・・。
やー、なかなか難しいモンです。


3箇所目
段々気温も上がり、そろそろ引き揚げかなと思い、帰り道方面、アスファルトから地道 になったあたりの
細いコナラを手当たり次第に揺すっていった。(蹴るほどの太さもない。直径10pほど)
期待もせずに揺すった木で落下したのがこいつ。

やっぱりシーズンですね。

どこにでもいると 言えなくもないですね。



小指より小さいので、5.5p以下とすぐ分かる。
自分の指の長さを憶えておくと、野外ではなにかと役に立つのだ。





最後、先日頭上の枝にいた大歯のノコを見逃してしまった、あの場所へ。

今日はカナブンの楽園と化しておりました。


帰宅後1時間、激しい雷雨。

家の前の川が久しぶりに溢れるかと思いました。