2014年6月1日(日) 脇道探索

6/1 土曜日。

府道54号を北上して るり渓方面に向かいます。

この辺もめっきり住宅が増えましたが、さすがにこのあたりまでくると道路沿でさえ
クヌギなどの木が目に入るようになり、楽しいドライブです。

さて目指す林道の入り口まで行ってみると、以前はなかったチェーンが張られ、通行禁止になった様子です。

がーん。なんちゅうこっちゃ。

先着のオフロードバイクのライダーも、入り口に停まって困惑しておりましたので、最近設置されたのかもしれませんね。

こういうパターン、ここんとこなんか多い気がします。
北摂の山は必ずだれかの持ち物なので、見知らぬ人間に荒らされるのが許せない場合、こうなってしまうのでしょうね。

虫屋もやりにくいです。


しかし、まあ、今日は、ついてません。

あきらめて、別の林道へ。

ここは航空写真で周りは植林と分かっていますので、クワガタ抜きの、ただの興味本位です。

以前通りかかった時に、チラリと入り口が見えた脇道で、なんか雰囲気が良かったので行ってみたいと思ってた道ですが、去年の夏に行こうとしたら土砂崩れのため、そこへ通じている一般道が通行止めになっており、行けなかったので、リヘンジですな。


今日は、土砂崩れも簡易的に補修してあり、道幅が狭くなっていましたが通行は制限なしでした。

その脇道は関電巡視路です。


関電巡視路というのは、送電線や鉄塔メンテのために各山地につけられた道で、入口に赤い矢印等の「火の用心」カンバンが立っているのですぐにそれと分かります。

ヘリで揚重する場合は人間だけが辿り着ければよいので、踏み跡程度の細い道もありますし、トラックが楽々通行できるような簡易舗装の林道まで、いろいろあります。

ここはコンクリ舗装で、巡視路にしては至極立派な道なんですわ。
陽が差し込んで明るく、エエ感じです。





こんな感じです。コンクリで固められた舗装は結構厚みがあります。

この簡易舗装を踏み外すと、即ゲームオーバーですので、なかなか緊張します。


道は車1台ぎりぎりの巾で、山肌に沿ってうねうね続き、覆い被さるように伸びた枝で車体をこすりながら進みます。

鉄塔メンテ用なので、鉄塔がある度に分岐します。また、転回できない行き止まりもあります。
その時はオニのバック走行になります。(>_<)




デカイけど地味なウバタマムシ  コンクリの上におると 見つけるのに苦労する

そしてしばらく走ると、行き止まりになりました。

人っ子一人出会わず、静かなしずかな山間で鳥だけがさえずっています。





おなじみキマダラヒカゲ これはサト型


探索という割には、特になんてことはないのですが、これが脇道探索の醍醐味です。






こんなのもありました。