2013年6月30日(日) わしらは怪しいカメラマン@

6/30日曜日

師匠を誘って樹液パトロールにでかけた。
最近師匠は航空機や猫の写真ばかりをFBにUPされておられる。
それはそれでなかなかセンスのいい写真ばかりなのであるが、
ううむ、これはイカンと思い、お誘いしたのだ。

しかし、
ポイントに到着しても採集するわけでもなく(ほとんどお持ち帰りしない)
親子というわけでもなく(私と師匠は、35才も年が離れている)
森に入るなり樹液に突進し、黙ってじろじろ木を眺めていたかと思うと、突然バシバシカメラのシャッターを切る我々は
ハタから見るとソートー怪しげと思われ・・・・・。

ま、そんなことはどーでもいいか。

とにかく、まず前回雨上がりで敗退した宝塚の雑木林に向かった。

じぇじぇじぇっ。 

着いておどろいたことに、車のボディをこするほどにうっそうと繁っていた枝、下草、雑草の類がきれいさっぱり刈られていたのだ。

人も通わぬ廃道といった趣だったのだが、今後ハイキングコースとして整備するのかもしれない。
ここも人が増えるのかと思うと、残念す。




前回と同じアングルの写真。 さわやかな林道風になってまった。

ここは山深く気温も低いせいか、全く昆虫の「む」の字もなかったので、早々に引き上げた。
また8月になったら来ることにしよう。


次に向かったのは、猪名川町のとある場所。

2.3年前に航空写真を見ていて、「ここは台場クヌギの林に違いなかんべ」と目星をつけていた場所。

時々通る道から入っていくのですが、いつも通り過ぎてから、「あっ、ついでに寄っとけばよかった」と思い出しては悔しい思いをしていたところで、やっと本懐を遂げました。

道路のふくらみに車を停め、歩くこと約10分。 植林地帯を抜けると突然こんな景色が・・・・・。




どうやら2年くらい前に伐採されたようで、小規模ですが生きた台場の林でした。

地味としては、下がスギの植林、これより上が広葉樹林で その境目に位置して、エエカンジです。

初めてのポイントなのでざっとあたっていくと、少ない樹液にノコが来てました。




下にメスを抱いています。俗に メイトガート てやつですね。




こちらでは ミヤマも同じように・・・・・。





こいつはヤラセです。




スジです。




かと思うと、気づくと目の前の台場の幹にオオムラサキが・・・・・。

今年初物のオオムラサキに興奮、望遠ズームをつけているのも忘れて近づき、
なかなか合焦しないのであせるという失態をしてしまった。


ここは比較的狭いポイントなので、この辺にして次のポイントへ。

以下 続く。