2012年7月29日(日) 最強の二人

毎日 暑い日が続きますなあ。

みなさんも、体調を崩さないよう ご自愛くだされ。



さて 7月29日日曜日

先日の能勢のリベンジにと、 ジムニーのFさんよりお誘いいただき、
早朝から 川西のあるポイントへご案内いただいた。

「今度は 平たんなコース です」と メールにあったので、私は 安心して 参加させていただいた。

川西市は かなり宅地開発が進みポイントと言えば あそこ か あそこ でなければ あそこ 
という位に減ってしまった。

ご存じの方なら、お分かりいただけると思う。

ここは、ある山からある山をつなぐハイキングコースから分岐して入っていく場所である。

以前 このコースは歩いたことがあったが、真冬であり女房・子供が一緒だったので

きょろきょろしながら歩いただけに終わり、いつか探索してみようと思っていたエリアなのだ。



さすがに 他の方からは「北摂マスター」と異名をとるFさんである。

記憶をたよりにどんどん奥に突進されていく。

たしかに、林道は里山なので山腹を巻きながら緩やかに上っているのですが、

その上下斜面の台場に直登or垂直降下するので、50代半ばの私にとってはなかなか大変でした。

今度は お子様コース でお願いします。


ここは、以前は当然オオクワが豊に存在していたそうですが、今や ノコやネブトの里となっているようです。

とにかく、ネブトだらけと言ってよく、マニアには堪らんでしょうね。





また、昼間と言うことで 数は少なかったですが、ノコにもあえました。






しかも、驚いたことに Fさんは 木登りまでマスターされていたのだ。

すごいです。私には とてもできる業ではありません。






さて、もうひとつ 特筆すべきことがある。

本日は、私の師匠が 参戦されたのである。

師匠は 京都の大学に通う大学生で、本日も午後から「和民」のバイトなどで忙しい中 駆けつけていただいた。


師匠と 初めて出逢ったのは 伊丹樹液倶楽部の 採集会のことであった。
(当時は 採集会なども 催していた)

師匠は確か当時中学二年生で、単身参加されたのであるが、

これを博覧強記というのか、大形甲虫に限らずその知識の広いこと正確なこと豊富なことには

絶句するほど驚いたのであるが、私が何より 感動したのは 

その純粋に昆虫を愛する心 である。


以来、私は うんと年下ですが、彼のことを 尊敬と敬愛の年を持って 「師匠」 と呼ばせていただいており、

昆虫に関する 精神的支えとなっています。


私の親父は大工の棟梁で家には住み込みの弟子もいたりしていましたので、徒弟制度を目の当たりに見て育ってきました。

師匠といえば親も同然 そういった気持ちでおります。

これらも 不肖の弟子をよろしく。


であるからにして、もの二人は 私にとって ある種 最強の二人 なのである。