2012年7月22日(日)さすがに甲山

ロンドン オリンピックが始まりましたね。

開会式では、「エルサレム」から始まりましたが、「エクソシスト」以来のファンである
マイク・オールド・フィールドの楽曲がフィーチャーされていて、たいへん嬉しい気分です。



あ さて、 遡ること一週間。

このところ 仕事もバリ忙しくて なかなか更新する気力がなく申し訳ありません。

7月22日 日曜日

午後から山の神が仕事なので、あまり時間がない。

山の神が出張るときは、土日であれば私は鞄持ち兼運転手としてできるだけ同行するようにしている。

以前ヘンなやつが現れつきまとわれ、怖い思いをしたからである。

であるから、そのとき私はチトいかつい顔をしているかもしれない。

それはさておき、あまり時間のないときは、決まって甲山森林公園に行く。

家から近く、R171か空いていれば15分くらいで到着できるということもある。

しかし、甲山森林公園の魅力はそれだけではないのだ。

採集圧が高いということもあるが、六甲山系の東の外れだからでしょうか、地味が北摂とはひと味違っており、
北摂の採集セオリーだけで立ち向かうと、うっかりするとボウズになったりします。

地面はザラ土で粘土質の多い北摂とはちょっと違い、落ち葉が積もっていても乾いた印象です。

それに、クヌギ・コナラの華やかな樹液木が少ないのが、初心者が手こずる原因かもしれません。



何を隠そう、初期の頃 

私はこの甲山森林公園に日参し、木の名前を憶えたのです。

木の葉、肌、実。

いつでも見分けられるように、春、夏、秋、冬、行きました。

おかげで、それ以外にもアラカシ、シラカシ、タチヤナギ、アカメヤナギ、などを憶えさせていただき、
その後の採集に役立てさせていただいています。




ヤナギの木についていた♂。樹液の少ないときは、自分で樹皮を削ってなめたりもします。



閑話休題

どうやら前夜相当雨が降ったらしく、木々は樹幹流で黒々と濡れており、樹液も見分けつきません。

そんなコンディションで その日 日中の甲山公園にはクワガタの姿はなく、さすがに カブトばかりが目に付きました。


発生が遅れているような気がする北摂とは やっぱりちょっと違いますね。




堂々たる体躯 ご立派な♂。

高い位置で全く手が届かない。

届いたところで別にどうもしないのだけど・・・・・。





雨の後なので、無数のカタツムリがおりました。










この2枚の写真は、問答無用 甲山森林公園のご神木 である。






この写真の説明はしない。

分かる方だけ 行っちゃってください。