2011年9月18日(日) 今期最後のクワガタ

先日、クロカナブンの同僚君と 来期のため 下見と称して 山へ行った。

この時期の下見は大切です。

下見をしないヒトもいますが、山での活動を短時間に 最小の体力消耗に抑えるためには、

樹液の出ている木の場所を頭に叩き込んでおくのが、大事です。


私らのような中年には、体力も時間も無いので、

行けるときに何カ所も回ろうとすると 過去の実績情報に頼らざるを得ません。

行くときには、脇目もふらず その木だけ 見て回るのです。

この時期は まだまだ樹液の痕跡も残っており、確認には最適なのだ。

最初の頃は、手帳にメモしてしたが、それは流石にやめた。

そんなモン フィールドで いちいち見てられんからだ。

ある種、記憶力の勝負ですな。


下見と言い乍ら、目線は まだまだ ルッキング をするようにどうしてもああちこちを彷徨ってしまう。

そして、特に 見つける気もない クワガタを発見してしまう。



悲しい 性やね。





クヌギの根っこ ノコ小歯型





一体 北摂では いつまでミヤマが見られるのだろう。





コクワ♀ 樹液のしみ出す割れ目に頭を突っ込んで まったく動じません。



結局 10頭ほどのクワガタを見つけましたが、たぶん これが今期最後でしょうね。

この日、非常に蒸し暑く こういう日は熱中症になりやすい。

できれば6カ所くらい 行きたがったのだが、

3カ所回ったところで、バテバテとなり

あえなく退散となったのである。



下見に野外へ行かれる方は、この時期 スズメバチの活動が活発になるので

くれぐれも注意して下さい。