2011年8月7日(日) 2011年クロカナブンの旅 2
8月7日

再び、クロカナブンを狙う 同僚君と 川西、猪名川方面へ進出。

最近、やや カブクワにも飽きが来始めているので、 気分転換に 丁度イイ感じなのだ。

お気楽気分で フィールド行き。

車を下りて、一番初めに目に付いた 細いクヌギを 期待もせず何気に 手で揺らしてみる。

ボト

明らかに 大型甲虫の落下音。

見ると、シロスジカミキリほどもある デカイ ミヤマの♀が・・・・・。

これは 幸先エエヤンケ。

なんとはなしに 理由もなく期待を膨らませて 林を進みます。

この感じこそが 樹液採集の 醍醐味デスナ。





しかし、ミヤマ や カブトは それなりに見つかりますが 肝心のカナブンは普通種ばかりで、

アオカナブンすら 見つかりません。

山地なので 時期が チト早いのか?

ここまでは 絶対誰も行かんやろう というような バリバリにカブリの伸びた樹液ヤケの木まで

圧倒的な(中年にとっては)激しい斜面を上り下りして 丹念に拾っていきますが、いません。


ここで、最後に クロカナブンを観察したのは、記録によれば 2008年。

それ以来、ここにはあまり来なくなったこともあって、

毎年のように見ていたのに 3年見ていないことに気付きました。

見つからないとなると なんとか見つけ出したくなるのが 人情です。




これは ミヤマカミキリ。

いつもは夜間に出会うため よい写真がなかったが 昼間に撮影できて これはラッキーでした。

疲れて 帰ろうと車に乗る前に あの細いクヌギを もう一度揺らしてみた。


ボタ



おいっ、言わんこっちゃ無い。





結局、コイツが本日の 最大個体でした。 (ヤラセ写真+未計測)


家に帰って 息子の記録を探す。

息子は 小学校の時 フィールドに行くたび 詳細な記録を残していたので、こういう時 助かる。

2004年には 三田市内でも確認している。

ヨシ、こうなると 少し意地です。

今年は もう少し クロカナブン で頑張ろうと決めた。

同僚君 ちょっと本気出すから とことん付き合え!