2011年7月2日(土) 猪名川河川敷へ進出す
7月2日 土曜日

久しぶりに、何も予定がない。

天気さえ良ければ、今期初の山行きを予定していたが、

山の神が 出稽古のため 車を使うという。

仕方なく、近くの河川敷へチャリで向かう。




途中、紫色の小さな花を付けた草が一面に咲いていた。

私の背丈よりはるかに高い。

去年はこんな草なんぞなかったぞ。


今年は、春に一度大雨で増水した。

さらに、先日の エラク気の早い台風で 川は強烈な濁流となった。

彼岸の土手から此岸の土手まで、川幅一杯に流れる川を見たのは、何年ぶりかであった。

上流では避難勧告の出る騒ぎだったのだ。


というワケで、どんな状態になっているのか、確認の意味も含めて いつものポイントへ。


やー、壊滅としりました。

跡形もないというか、様子が一変しているというか、違う場所に来たみたいです。



流着物が肩の高さより高く堆積し、近寄りすらできない木もあります。

しかたなく、下流へ移動しながら ヤナギの木を拾っていく。

しかし、甲虫がいない!!



クワガタはいなくても、ハナムグリやカナブン カミキリムシなんかが簡単に見つかる筈なのだが、

まったく一匹もいません。



なんか異常です。

樹液の出も 芳しくありません。

早々に枯れてしまったのか、日照が不足しているのか・・・・・・。



そうこうするうちに、なんとか黒い後ろ姿が・・・・。




地上3m位の樹液に1匹いました。

私の視力では、なんか黒いモンがついているとしか分かりません。

カメラの450o相当(らしい)のズームレンズを覗いでなんとか コクワと判定。


やれやれ、やっと1匹ですワ。


おーっ、そういや コイツが今期初クワでんがな。


そしても、もう少し下流に行ったところで、もう一匹。





これも 3m以上の高さのところです。

割とおっきめ。

うーむ、アゴのカタチでヒラタかもしれんと思い、枯れ枝を使って叩き落とした。

手に取ると、結構立派なコクワ君でした。





野外なので、15pで簡易採寸すると、約46.5o。



結局、今日は このコクワ2頭だけでした。

しかし、去年は河川敷でコクワの成虫を見ていなかったので、

私としては成果アリ なのだ。



本日の教訓


河川敷は、毎年ポイントを探さんとアキマセン