2010年8月22(日) そしてコクワの森に還る
8月も もうあと1週間になりましたなあ。

盆休みは、所帯持ちにとっては なんやかんやと忙しくて 自分の時間はとれず、

気がつくと いつの間にか もうシーズンは終わりかけています。

毎年 同じパターンです。

8月22日 

残り香 というか 余韻 を楽しむべく やってきました。

もう 本気ではなく 半分以上 散歩に近い。

箕面

と言っても 広いのですが ここは西の外れ。

このへんは 昔は もっと たくさんのクヌギ林があったということですが、

私が この道に入ったときには もう少なくなっており 残念ながら その姿を知りません。




荒れた 植林地帯を少し歩くと すぐに 細いクヌギの林にたどり着きます。




のんびり出発したため、到着したら もう8時をまわってます。


暑い!

なんちゅう暑さか。前日の雨で、むっと湿気が立ちのぼり メガネも曇る程です。

小さいですが この林は 斜面なので なかなか足腰を使います。





涙を流しているかのような 細いクヌギ。

ここにきて やっと カナブンを多く見かけます。もちろん コクワたちも大集合。





コクワも暑いのか ぐったりしとります。





行けども探せども スジとコクワの連続です。








写真ではわかりにくいのですが、点々と8匹ほどもついています。




丁寧にカブリを拾っていく 息子。

しかし、今日はヒラタのヒの字も見かけなかった。





うやら 森の樹液も 元通り コクワたちの独擅場に戻ったようです。


夏の終わりを一足先に感じる 結果でした。



帰ろうとすると 人の気配が・・・・。

なんと採集者です。

ゴミが捨てられてあるので、誰か来ているとは思っていましたが、

ここで他人に会うのは初めてです。


挨拶をしましたが、黙ってシカトされました。

ちょっと オタク風のオブナイ おっさんです。

やれやれ。

ここも 終わりか。

今年の1人は 来年5人になり 再来年は10人になる。

落ち葉が分厚く積もった とてもよい環境ですが、

そのうち 踏み跡が出来、道になるのでしょうな。

また、1カ所放棄です。

この冬は そろそろ新規開拓しなければいけませんなあ。