2010年8月8日(日) ミヤマ パラダイス復活
8月8日 日曜日

どうしてもミヤマを見たいという師匠のリクエトに応え、また ミヤマポイントへ。

NHKでラジオ体操を聞きながら篠山街道を北へ。

現地到着7時。

ちょっと遅めのスタートですが、たぶん今期最後の樹液採集になると思われるので、

バッチリの写真を撮ろうと、100oマクロレンズを携え、林の中へ。



このレンズは設計が古く、ビタッと決まった時の写りは最高だが、いかんせん 手ぶれ補正がない。

はてさて、手持ちで ブレずに撮れますか。




師匠が 以前オオクワを採ったクヌギ。

今日はアオカナブンだけ。




おっといきなり ペヤ 発見。近くにいるのは スミナガシ です。

さらにこの下の枝にも・・・・・。




割と大きめのペアがついていました。




それを手始めに、次々と見つかります。

ミヤマのメスは、脚の付け根にオレンジ色のチャームポイントがあるので、すぐ判別出来ますが、

アゴも他のメスより太いのも特徴です。




やーっ、やっばり手ぶれしとりますなあ。

マクロレンズは昆虫撮影にはピッタリのレンズですが、等倍マクロの手持ちはちょっとキビシかったみたいです。




息子、中三。

吹奏楽コンクール北摂大会は、今年も銀賞に終わり、意気消沈なので連れ出した。

知らない間に私より13pも身長が高い。

高いとこは みんなお前に任せたよ。




さて、ミヤマはどんどん見つかる。

キックしたらどんどん落ちる。





師匠が 雌雄同体ではないかと 見せてくれた個体。左側。

写真ではよく分からないが、腹部や前羽根はつるつるでメスの特徴を備える。

右は普通の中型オス。




しっかし、どんどん見つかります。

師匠と私と息子 3人が見ていくので、見落としも少ないと思うが、それにしてもかなりの数である。




これもフジ型ですね。

師匠が持ち帰ったのは、70oあったそうです。

私も知り合いの子供のために、1ペア テイクアウト。

68oありましたが、少し細身でした。




ミヤマ以外には、このノコのペアとカブトムシ♂2 ♀1だけです。

下にいるのは 比較的珍しいクロカナブン




この木には 写真に写っていないところにもう1匹。計5匹ついていた。




0匹を越えたぐらいから 数えるのを止めた。

キックや振動で落下したのも 確実に10匹以上いたので、合計すると40以上 たぶん50匹ぐらい見たと思う。



堪能した。

一年分のミヤマを2時間くらいで見てしまった。



例年このポイントは7月上旬がピークと思っていたのだが、

今年は羽出のピークが8月上旬にずれ込んだのかも知れない。


さて、師匠。

これが 高校生活最後の樹液採集になるかもしれませんね。

これで 思い残すことなく 存分に勉強に 打ち込んで下さい。

来年 また 一緒に 採集に行きましょう。