2010年6月20日(日)本年 初カブト 能勢の渓谷
6/20 日曜日 どんより曇っているが、なんとかもちそうな天気。

息子の演奏会(吹奏楽部)が高槻であるので、11時には帰ってこいとの山の神の厳命を受け、
朝5時起きして 今年初の山行きです。

行った先は 能勢の渓谷です。

ここ、入口の斜面に クヌギの林がある。

何本か樹液の出ている木があったが、雨上がりということもあり、例のニオイはあまりしない。

それに、肌寒いくらいの 気温。

森全体が、ひやーとしている。




いてはりました。

立派なカブトのオスが 必死で樹液をなめとります。

10pの近さでカメラを構えても 微動だにしません。

フラッシュなしで シルエットの撮影に成功です。

その後、渓谷沿いに ブラブラ歩き ヤナギの木を中心にルッキングしていきますが、まったく 虫の気配なし。

ということで、方針転換 車で少し走って クヌギの単一林に突撃です。




この木 ここ2、3年 毎年 ノコ がついている木なのですが・・・・・・。




いてはりました。

膝くらいの高さの 小さいろめくれに ひっそりと 中型のオスです。

45oくらいでしょうか。

写真を撮るや けっこうなスピードで逃走し、どっかいなくなってしまいました。

ついでや と思い ケリ 一発。

ボタ と落ちたのが、これ。




コクワかと一瞬思いましたが、前足が先太なので 現場ではヒラタのメスと判定しましたが、写真ではノコかと見紛います。

というわけで、この写真は 落ちた彼女を木にのせて撮った やらせ写真です。 約35o位。




などと、のんびり写真をとっていると M族のお出ましです。

ぎえっ。

私は 大のニガテ。

(ま こいつをスキ という人は あまりいないが・・・・・)




樹皮の隙間に かなりデカイ コクワ です。

横幅もあり 堂々たる体躯です。

50oちかくありそうです。

ハイブリットかもしれん と思いましたが、最近は 横着して かきだし棒すら持ってきてない。

いけませんなあ。

すんなり パス。




これ ボクトウガ の 幼虫です。

クヌギを食べて 穴を開け 樹液を出してくれる ありがたい存在です。

大事に しなければ いけません。

写真も そっと 撮りました。





ハシゴ酒する千鳥足のオトーサンのように、

樹液の木から木へと 斜面をはいずり チェックしていきます。

スジ、コクワ、スジ、スジ、コクワの連続です。

・・・・・てなことをやっている内に もう10時です。

クヌギ林で すごす時間の 早いこと。

半分以上 未確認の木を残して 今日は退散です。


全体的にそこそこ 樹液は出ていますが、あのニオイはまだまだ でした。

今年は スズメバチも少な目で これから本番 てな感じ ですね。


あっ、ミヤマ 見れんかった。