2008年8月2日(日) 今期の甲山調査報告書 
どうした太平洋高気圧と 言いたくなります。
8月というのに、まだ梅雨が明けません。
それどころか、昨夜から大雨・洪水警報です。
昨日 武田尾では、避難勧告も出たそうな。

こんな天気では どこにも 行けませんがな・・・・。

とゆーわけでもありませんが、 私の庭 甲山森林公園の今年まとめを・・・・・。




阪神間から見ると ホンマ 兜のような 我らがランドマークですが、裏から見ると
少し 優しい感じの山に見えます。

今回は、7/11.19.8/2 と延べで3日間の調査結果です。

これには師匠、門戸厄神のエグチ君、神戸の藤原さん親子に参加いただいた。


いつもまず 正面入ってすぐの掲示板をチェックです。
いつ、どこでどんな昆虫をみたかという情報がいつも張ってあります。
好きなんですねえ、この方も。
参考にさせていただいております。 ハイ。


公園のすぐ北側にある神呪寺。これは、山門の写真です。
掲示板によると ここ神呪寺での報告がいつものっており、調査しました。



やはり ありました。
クヌギの表面から樹液がしみ出しており、そこにスズメバチ、カナブン、カブ子さん。
必死でお食事中です。



おっと、この木 あちらこちらから樹液が出ています。
こちら側にも カブ代さんです。

でも、この神呪寺。もっとあるに違いないと思います。
噂は聞くのです。石段の左右とか、登山道とか・・・・。
しかし、私も全部は見つけられない。



神呪寺からみた 大阪平野です。
五月山から 関空まで 一望です。なかなかのビューポイントですね。


さて、甲山森林公園に入ります。
7月に入ったものの 樹液の出は良くない。
例年、ポイントとして整理した場所の、3割くらいしか出ていない。
7月に突撃されたオトーサンは、きっと苦労されたに違いありません。
こればかりは、自然のものなので、なんとも言えません。

細い クヌギの枝を 自分で削って樹液を出している カブト君。
毎年出るべき所から樹液が出ていないからでしょうか。
(7/11 便所裏ポイントにて)



8/2 同じポイントにて。同様にしてシラカシの樹皮をなめているカブ美さん。





他に思わしい樹液がないようで、ヤナギの木にも2匹来ていました。



甲山に来たら ここに寄らずらには 帰れません。例のご神木ポイントです。

先日(7/11)にたごく僅かでしたが、7/19は結構出ています。
びっしりカナブンがついています。
こいつらも今年は行くところがないのか、やたらと集中しています。



8/2 同じポイント
昼間で、昨夜のあの豪雨の後 ということもあり、クワガタこそ見かけませんが(ネブトの死骸などはあり)、ここでもやはりカブ吉君。 


こっちのシラカシにもカブ雄君。


8月に入って 全体に、遅れていた樹液は出そろいつつあります。
そして 例年のごとく ただ今 甲山は 文字通り カブト一色の 最盛期を迎えております。
最後の このカブトを 遊びに来ていた子供あげようとしたら 「もう ある」と断られてしまったほどです。

そうです。この時期 あちこちよく見れば どこにでもいる時期にさしかかっています。

ご近所のオトーサン この期を逃さず 安心して 突撃してください。

とかと、できればメスはリリースしてやってください。

来年のために。