2008年7月18日(土) 伊丹樹液警備隊 西へ! 
2009年7月18日 土曜日

セミが本格的に鳴き始めました。

今週も朝から師匠と 三田、宝塚方面へ 調査隊出発です。

宝塚のTにある 有名ポイント へ。
ここは、最近カブクワ好きさんたちの ある種社交場のようになっています。


ここは、いつ来ても期待を裏切らない 定期預金みたいな場所です。それほど、濃い。
いつもはノコギリが多いのですが、今日はかなり立派なミヤマの大姉御がいました。


隙間にはスジ姉さん。


夜だったら見落としそうな場所に これまた極小のカブトです。


次に向かったのは、武庫川渓谷。
この辺は ノコが多いという ウワサ だけは耳にします。
師匠の案内で、ウサワの真相を確かめに やって来ました。

谷筋のハイキング道を歩きます。
しかし、ほとんど歩く人もなく放置されたような 道です。
背を越す雑草が生い茂り、風も通らず 非常に蒸し暑い。



途中の しけたヤナギを ゆすると ボタボタと ノコギリのペヤが落下。
中歯の♂は たぶん約50ミリくらい。
なかなか 幸先がいいぞ。

調子に乗って 隣の 細いクヌギを 揺する。
なんと ミヤマ♀が落下した。
そして、その木をよっくみると・・・・・。

オスがしがみついています。 けっこう大きい。約65ミリとのこと。
ミヤマのオスを見るのは今年初めて。
毎年いやっという程見るのに 今年はなかなか見られなかったので、安心した。
こんなのも 昼間だから 見られるのであって、夜だったら たぶん見逃してしまう。


しかし、調子よかったのも ここまで、あとは例の如く スズメバチとカナブンっす。
今の時期のスズメバチはあまり怖くありません。
思い切って近づいて撮ってみました。




最後に 別の川沿いにある 雑木林に。

ここでは 巨大なシロスジカミキリを発見。
シロスジカミキリは日本での最大種ですが、その中でも こいつはとびきり大きい。
胸のところなど、親指くらいある。


ハイシーズンのこの3連休
学校も夏休みに入って、
オトーサンたちは、あちこちに突撃されていることと思います。

そろそろクワガタは終わり、樹液場ではカブト一色となります。
この時期を逃さず、朝駆け夜駆けでかんばってください。