2018年7月27日(金) 猪名川公園 蝶のなる木

先日、猪名川公園に寄り道した。

ご存じでない方のために、簡単に場所の説明をすると、園田競馬場の南東側に広がる古い公園である。





行く途中も厩舎から顔を出す馬と目が合ったり、競馬場のバックヤードが見えたりと、ナカナカ楽しい。



昭和40年頃に河川改修で直線化された猪名川の名残を公園にした物で、一言で言うと 昔の猪名川の土手である。

しかし、50年以上も経っているので、土地は乾燥し、木々は巨木化し、数回しか行ったことはないのですが、
あまり面白い昆虫には出会わない。

ところが、先日は特別な木を発見。





どうということもないシラカシで、さほど樹液も出ていない。





最初、ハナムグリを発見し、回り込むとゴマダラいたので写真を撮り、カメラを構えたのままアングルを色々と変えていく内に
他にもコ ムラサキの♀を含めて6頭もついているのに気付いた。




口吻が黄色いのがよく分かる。





さらに見上げると梢の付近をコムラサキの♂でしょうか、3頭ほどがガンガン飛び回っていた。


特にたくさん樹液が出ているワケでもないので、ここのはよほど「ウマイ」と見えます。




ゴマダラは結構気が強く、カナブンの樹液を横取りする。


これを「蝶のなる木」と言わずしてなんとしよう。
即日ご神木候補に認定しました。





写真は撮れませんでしたが、汗で塩気があったので手乗りタテハもできました。