2008年8月17日(日) お盆の甲山で夏の終わりを感じます・・・。 
恒例の川西・池田市の花火大会が終わると、

夏もそろそろ終わりかなあ 

といった気分になります。

朝晩の空気も、幾分かは涼しげになり、

いよいよシーズンも終盤です。

一抹のさびしい気持ちになってしまうのは、

毎年のことです。
お盆を境に、あれだけいたカブトも急激に、
姿を減らします。

変わって、樹液場の主役も、
再びコクワとなってきます。



実は、脚を痛めてしまいました。

すぐ直るだろう と思って無理したのがたたって、結構重傷。

引きずるほどの痛みがあり、回復も遅い。

これでは本格的な山などとうていムリ。盆休みも家でじっとしていましたが、

最終日の8月17日、散歩がわりにまたも甲山森林公園に行きました。
盆休みの日曜 夜ということもあって、道路はスカスカ。家から20分で到着です。

ご同好のオトーサンたちも、ちらほら見えます。

涼しい夜で、シャツ1枚だと、カゼひきそうです。


そこかしこに、まだカブトはいました。

しかし、すごく少なくなっています。8月2日に行ったときは、

いやというほど 見かけたのですが・・・・。

1本の樹液の木に、いたりいなかったり・・・・。

いても1匹です。
この夜は、さっと一回りして、6匹しか見つけられませんでした。


はっきりと、「カブト祭り」の終焉を感じます。


枝の高い位置にいたでかいカブト♂。
長い方の網も届きません。
網を投げつけ、驚いて飛び立ったところを捕獲。

はかってみると48oでした。

この写真は、前回もご紹介した「ご神木」です。

一見カナブン、コクワ、カブトと揃っていますが、

数がピークのころとまるで違います。
これも高い位置です。

隣の木の、頭くらいの木の股に登り、

さらに長い網を伸ばして、やっと届くという

息子には限界の高さ。
途中、偶然見つけた樹液。

ヤマモモの木々の中に、ぽつんと立っている木。

最近になって樹液が出たのでしょうか。

まったくヤケていません。

写真には写っていませんが、

コメツキの上の方にコクワがいました。
帰り道、ツクツクボウシの羽化にも出会いました。

とぼけた顔で、けっこうお気に入りのセミです。


11時半、駐車場に戻ったら、私の車が最後でした。

おかげで、やっぱり左足首は、激痛に変わっていました。