2008年5月25日(日)猪名川町 内馬場から雨森山に登る

@2008年5月25日 日曜日

猪名川町 内馬場に「彫刻の道」というのがあります。路肩の広いところに路駐して、久し振りに雨森山への農道をのんびり 歩きました。

里山の田圃も、すっかり田植えが終わりました。
気温もぐんぐん上がって、5月というのに28゜です。

子供は学校のキャンプ、相方は仕事の打ち合わせ。
自分でおにぎりを作って、のんびり、ゆっくり、
Tシャツ1枚で、ハイキングです。
相棒はいつものデジカメです。








A雑木林も少しずつ初夏の感じになってきました。
でも、あのむっとすような草いきれは、まだありません。
すがすがしさも残るほどの雑木林です。
どこまでも静かな雑木林の小径を、ゆっくり歩きました。














B毎年、樹液をじゃばじゃばと出してくれるクヌギの木です。

樹液はまだまだといったところです。
めくれもそのままで、樹液が出たら、
今年もたくさんの虫たちがやってくでしょう。
もう少しですね。













Cそれでも、昆虫たちは種類も数も増えてきました。
サトキマダラヒカゲ
愛らしい顔つきで、お気に入りのチョウです。
タテハチョウの仲間は、一見脚が4本に見えるのが特徴です。
雑木林では、このチョウを追いかけていくと、
樹液を見つけることが出来ます。
たいへんありがたいチョウです。
覚えておくと損はありません。










Dナミアゲハです。
ナアゲハも都市部では、数が減ったように
思います。
低い山の山頂で、ぼろぼろになった
ヒオドシチョウとバトルしていました。
でもアゲハチョウは基本的に
撮りにくいチョウです。
飛翔スピードは早いし、なかなかとまらんし・・・・・。
私にしては珍しく、飛行ルートの下で、しゃがんで
じっとがまんして、撮りました。









E台場クヌギの上を ひょいと覗くと ヘビが・・・・。
あわてて3歩下がって、尻餅。
アオダイショウでしょうか。
この季節も ヘビ 多いですね。油断出来ません。
野道の周辺だけでなく、木の上でもたくさん
見かけるので、うっかり掴めません。













Fカワトンボ でしょうか。
トンボはあまり詳しくないので、
違うかもしれません。
雑木林の縁の野道を歩くと、驚いたトンボたちが、
十匹ほど、群れになって飛び立ちます。
木漏れ日に翅が反射して、なかなか幻想的な
光景です。












G立ち止まり、一息入れるとき、草花に顔を
突っ込むようにしてみてください。
そこには色々に昆虫たちが隠れています。
マルカメムシ、コアオハナムグリなどなど。
このホソハリカメムシもよく見かける常連です。
そうやって、虫たちと同じ高さに顔を持っていき、
冬の間に失ってしまった 「虫の目」 を
取り戻すべく、リハビリするのです。
そうすると、同じ道を歩いても、よりたくさんの
虫を見つけることが出来る。
みなさんも、やってみられたらどうでしょう。

来月は 強引に息子を誘って、
そろそろ 樹液の見回りをしてみたいと思っています。