昆虫採集に行こう!   伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 
29-001  奈良県立 馬見丘陵公園


今回は 奈良県立馬見丘陵公園です。 訪れたのは お盆休みのある日。

HPはコチラ http://www.pref.nara.jp/1780.htm

伊丹樹液倶楽部の公園紹介もいよいよ奈良県に突入です。
HP開設11年目にして、やっと奈良県にまで足跡を残すとは、感慨深いモノがあります。





さてさて、ここは史跡公園であります。
馬見丘陵にまとまって存在する馬見古墳群の保全と活用のために、1984年(昭和59年)から整備されたとのことです。




トーゼン古墳もあるのでござる。


伊丹樹液倶楽部でご紹介しているのは、ほとんどが自然公園もしくは森林公園なので、ちょっと趣が違うかも知れません。





アクセス
伊丹からは、阪神高速で松原まで行き、西名阪の法隆寺で下り、そこから10分程度なので、高速さえ空いていれば1時間そこそこで到着。


入園は無料  門や柵はないので、夜間も自由に利用できる。


駐車場  無料です。
園内各所に分散しており、計580台可能とのこと。 但し、利用時間は決まっており、標準8時-18時のようです。





中央エリアには、展示館があり、隣接した駐車場に車を止め、ひとまず ひまわり畑に行きました。

ひまわりも終盤らしく、しなびた花が多かったですが、それでも若いカップルが多く来られています。

ひまわりはいいですね。あのデカイ花が「夏」という感じがして。

しかし、私の目的はここではありません。





とりあえず、展示館エリアを抜け、「どんぐり広場」というのに向かいました。





大きな池があり、その左手周辺部にまとまってクヌギとアベマキがあります。





史跡公園とはいいながら、古墳部分だけでなく、園内整備された公園の体裁を保っており、落ち葉などもきれいに掃除されています。

こういうところは、昆虫にとってはマイナス。





また、池や古墳の堀周囲には、クヌギ・アベマキが点々とあり、あまり手の入っていない雑木林もあって、樹液痕もぽつぽつ見られます。

雑木林の近くでは、スズメバチも多く、注意が必要です。





なんとはなしに近づいたクヌギの樹洞に、スズメバチの巣がありました。

気がつかなかったら危うくキックしてしまうところでした。 クワバラクワバラ





こんな木もあります。 でも少ないので探してね。





この時期の昼間なので、カナブンなどしかいませんでしたが、シーズン中の夜間などではそれなりに期待して良いのではないでしょうか。

また、捕虫網を手にした子どもたちの姿も、ほとんど見かけませんでしたので、その意味でもよいかもしれません。





ここは知り合いのFBにちらっと出ており、ひまわりが咲いてキレイだったので、盆休みのヒマに任せて無計画に行ってみたのです。


伊丹市にも「御願塚古墳」という直径50mほどの古墳があますが、そんなのが4つ5つまとまってる公園くらいに考えて、

広くても昆陽池程度やろうタカをくくって行ってみたら、なんと広いことか昆陽池の3倍はあり、36度快晴炎天下のもと、くたくたへろへろとなりました。


今回探索できたのはほぼ中央エリアだけでしたが、他にも緑道エリア・北エリア・南エリアと分かれており、次回時間が有れば調べてみたいと思います。





さて、評価ですが、期待は大いに出来ると思います。

シーズン中ならAと思いますが、いかがでしょうか?



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