昆虫採集に行こう! 伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 | |
28-049 ゆずりはの森 | |
さて今回は宝塚市の「ゆずりはの森」をご紹介します。 ここは兵庫県阪神北県民局が管理・運営している「北摂里山博物館」というサイトにある「北摂里山30」の1つになっています。 公式HPは下記(ご参考下さい) http://hitosato.jp/satoyama/takarazuka/map_07.html ご存じでない方のために場所を簡単に説明します。 阪急今津線逆瀬川駅から逆瀬川沿いに六甲山へと道が延びています。 県道16号線です。しばらく行くと川を離れ、左をゴルフ場と右を集合住宅に挟まれた一本道となります。 その途中、西山住宅の切れ目で右折スグです。 カンバンが出ていますが、目立たないので、役に立ちません。 ここ、残念ながら駐車場がありません。 バスか、あるいは自転車・バイクなら入り口手前に数台なら置けそうです。 「ゆずりはの森」と名前が付いていますが、要するに行者山へのハイキングコース入り口付近の広がりを整備して公園にしています。 南をマンション、東を県立宝塚高校、西を県立宝塚西高に挟まれた狭いエリアで、よくもまあこんなところが残っていたなあ、という印象です。 こんな環境です。すぐ裏駐車場。 こんなクヌギやコナラもポツポツあります。 樹液にきていたルリタテハ 今日はコンデジだけなので、タイミングを逸しました。最近寄る年波で重い一眼レフは敬遠気味でございます。 ヤグルマトンボ 調べるとこの呼び方は通称で、正しくはミヤマアカネというらしい。 樹種不明の木の根っこ樹液にむらがるカナブン 臭いもせず、スズメバチが足元を飛び回るので気づいた。 コースに従い、散策しつつ高度を上げました。 途中眺望の開けるところがあり、宝塚市内から南港やハルカスあたりまで一望ですが、今日は山登りに来たのではありません。 ゆずりはピークという地点で堰堤側へコースを変え、戻ることにしました。 東側の眺望 宝塚高校です ヤマトタマムシに遭遇。近づいても逃げません。よく見ると木の割れ目に必死に産卵しています。 西側の眺望 宝塚西高 何か試合をやっていて 暑いのに声援が元気すぎます 堰堤(逆瀬川はホントに砂防堰堤が多い) 中央の扉はさび付いて開きません 堰堤の切れ目部分 もう10才若ければ、ココは無理矢理突破したと思います。 また、ヤマトタムシを発見 こちらは交尾中です。 時期的にちょうどタマムシに合ったのでしょう、高いところを飛んでいる個体もあり、この日だけで10頭以上は見かけました。 日光の中でキラキラ光って飛翔するタマムシは本当に美しい。 さて、「ゆずりはの森」ですが、入り口付近はこの辺りの住宅の裏庭といった趣で、たいへん雰囲気の良い雑木林です。 トラップのつもりなのか、それとも放した虫にエサをあげたのか、昆虫ゼリーをなすりつけた木も見かけました。 近所の子どもたちの仕業なのでしょう。 入り口付近は子どもたちにお任せしましょう。 ちゃんと樹木銘板もかけてあり、初心者には勉強になるでしょう マップには「ドングリふれあいの森」という表示もありますが、それらしきところは確認出来ませんでした。 谷筋を遡っていくと昆虫が豊になっていく感じがしますので、そちら方面に行かれることをオススメします。 ただし、高度あげていくと松が多くなりますので、限られたエリアになると思います。 このページのトップへ |