昆虫採集に行こう!   伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 
28-047  兵庫県立 播磨中央公園


さて 今回は「ひらぱー」の向こうを張って「はりちゅう」と自称し、鼻息も荒い「兵庫県立播磨中央公園」です。

やっとこの公園にたどり着いたという印象です。

なにせ既供用部分では有馬富士公園をしのぐ382haという県下最大の公園なので、

調査にソートー時間が要るゾと観念しておったからですが、もうあきらめました。

そんなん無理。

できる範囲で紹介するのだ。(と、居直る)

というわけで、前置きが長くなりましたが、快晴 どピーカンのとある土曜日 午後から出かけました。

実を言いますと、この公園には変化に富んだ遊具があり、子どもが小さい頃はよく来ておりましたが、ここんとこはすっかりご無沙汰十数年振りなのです。





しかし 、今回は昆虫観察メインですので、「自然散策ゾーン」と呼ばれるエリアに直行しました。





具体的には、滝野社ICで下りて、みどり橋を渡り、普通とは逆に右折します。
するとすぐに第6駐車場への入り口がありますので、左折して山方面へ。


この駐車場もなかなか広いです。



120台ほどのキャパですが、私が行ったときにはチラホラ程度です。





「自然散策ゾーン」を周回する道路に沿って一周しました。

約3㎞ほどですが、センターラインを引いてもよさそうな立派な舗装路で、地道の部分は全くありません。驚きます。





「散策路」や「遊歩道」ではなく、完全に「道路」です。
ギモンです。
以前は自転車レースでもやっていたのかも知れません。




おなじみ ツマグロ♀

手入れされた庭園風の部分もありますが、ごくわずか で自然林の斜面を切り通して作られてあります。

崖側にはフェンスがあります。




そこそこクヌギやアキニレもあり、道路から外れて少し中に入ったりすると それこそ一日では回れないほどの広さです。




キマダラヒカゲは里型です。

周回路途中にはトイレが1所あるだけですので、水分は持参の必要があります。

また、日陰はほとんど無く、日中は炎天下となりますので、ご注意下さい。





ここに訪れていた方のほとんどは、ジョギングかペットの散歩に来られていて、自然観察や捕虫網を持った子供たちは全く見かけませんでしたので、

採集圧は非常に低いと言って良いでしょう。




展望台もあり、なかなかのビューポイントです。





最後、もう少しで駐車場という場所のボコボコのアラカシで 今期初クワガタを発見したのですが、カメラを構えてファインダーを覗く間に

ポトリと落ちてロストしてしまいました。

そんなに大きくはなかったのですが、初物だけに残念無念。



総合的に、公園で危険も少なく、小さいお子さんでも安心して昆虫採集できる場所と思います。

しかし、今回は「自然散策ゾーン」のみでしたので、球技場周辺や古墳の周辺も良いのかも知れません。


次回はそちらの方をまわりたいと思います。




イメージ 13






2㎝ほどの幼体のくせに、睨む姿はなかなかどうしていっちょまえです。






5月のある日曜日、天気もまずまずでした。

樹液の発酵を待ちきれずに、気の早い採集に出かけた方もおられたことでしょう。

私は、たまっていた用事をフルスピードでこなしておりました。

隣家との境界に生えた木を伐採し、カーペットを掃除して、納戸に仕舞い、ついでに扇風機を出した。

そして、修学旅行に行く息子のためにトレッキング用品一式を荷造り。

最近の高校生の修学旅行は、知床半島で羅臼湖へトレッキング なんてメニューが組み込まれておる。

別の日は海岸を馬に乗って散歩とか、贅沢やなあ と思うが、ま、色んな体験をするのは悪いことではない。









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