内馬場の森

 内馬場の森(雨ケ森山)
  名  称 内馬場の森
  住  所 兵庫県川辺郡内馬場
  連絡先 ありません。まだ ただの雑木林です。
  アクセス マップ

伊丹方面からは 国道173号線を一庫ダム方面へ向けてどんどん北上してください。
このルートは時に渋滞が激しいので、県道川西篠山線からグリーンハイツを抜け、
川西市民病院へと出る道で渋滞は回避したい。

一庫ダムを過ぎ、いくつかトンネルを抜けて、千軒キャンプ場方面に右折。
そのままダム湖沿いに南へ戻るように進む。
この道はダムができる前の旧道です。頭上を現在の国道が走っています。
左 民田方面という標識の手前ぐらいが、右折のポイントです。
行き過ぎると、なかなかターンしにくいので、注意。
事前に地図を確認された方がよいでしょう。

ダム湖を左に見てしばらく走ると、人間用の吊り橋の先に短いトンネルがあり、
それを抜けると赤い鉄橋が現れます。その橋の下をくぐって進むと、道の両サイドに
一方通行の標識があるあたりが、ほんのわずかに道幅が広がっていますので、
ここに車を停めてください。
道幅は狭いので、他車の妨げとならないよう注意してください。

上記の場所から、少し戻った山側に、「山入口」と書かれた小さな切り株があります。

これが入口です (08年5月18日 現在)
石が積まれているのは、オフロードバイク対策だと思われます。


  駐車場
なし。この後すぐに国道に合流してしまいますので、路肩の広いところに、早めに停める。

  採集実績   
ヒラタクワガタ、アカアシクワガタ、コクワガタ、スジクワガタ、
カブトムシ ノコギリクワガタ 
ナナフシ ノコギリカミキリ その他

また、
マムシもよくみかけますので、注意下さい。
撮影 安堂寺町の師匠

他にもいろいろと雑木林を紹介していますが、ここは最高です。
いるだけですがすがしくなってくるような、素晴らしい雑木林です。
非常に手入れが行き届いています。


コクワ♂(あとで測ったら45oあった。)右上にオオゲジ!!


  ポイント
  その他


入口を入ると、結構きつい坂が続きます。
お気楽に行こうとすると、チト汗をかくかも知れませんし、
あまりに小さいお子さんにはシンドイかも。
しかしこの両側が素晴らしい雑木林です。

入口入ってすぐ左に、ウエルカムゲートのような3本のコナラがあります。
その頭上くらいの高さの場所から、樹液でています。
登山道を登っていくと、両サイドの木に、ぽつぽつ樹液が確認できます。
  

第一広場、から第三広場までところどころ休息場所まであり、
頂上まで3〜40分です。

少し登ると、初めに大きく右に曲がるところがあります。
そこで道なりに右に行かずに、近道のコースがありますので、そちらに進んでください。

このカンバンのところが分岐です。


道はさらに険しくなりますが、登り切ったところが、緩やかな谷地になっており、コナラの雑木林が広がっています。この辺りが、初心者向けのポイントです。そこかしこから樹液がでています。
誰が見てもすぐにわかるV時型をした、樹液ヤケの木もあります。

さきほどの分岐のところを、緩い道なりに進んでも、樹液はたくさんありますが、
ちょっと道からはずれていたりするので、見つけにくいかも。
この道を進んでいっても、上記の谷地に行くことは出来ます。
上っていくと、簡易トイレが見えてきます。その手前に左に分かれる道がありますので、
そちらに進んでください。



コナラの根本から出ている樹液。

誰かが樹皮をおおきくはがした跡がある。
こんなことすると、ここにはもうクワガタは棲まなくなる。
たしかに根本のメクレからクワガタを捕獲するのは困難です。
しかし、たかがクワガタムシではありませんか。
ここまでしなくてもよいではないですか。
他にも樹液ポイントはいっぱいありますよ。



昆虫採集初心者の方には、ぜひ訪れてほしい場所です。
よい雑木林の典型といった雰囲気があります。
しかも、樹には名札がぶら下がっており樹木名の勉強にもなる。

頂上からは、北側に下りて、東のダム湖の方へ下りることも可能ですが、
途中から道はなくなり、当然案内表示もなく、最後の数十mが
垂直降下のような斜面なので、小学生にはキビシイでしょう。
慣れている息子(4年生)も2回目には、音を上げました。

また頂上から北側に下りて、西に下る道もあります。
しかし、この道は民田方面か日生中央方面に向かう自然歩道に繋がっており、
大回りです。
フェンス沿いに南へ下る道もありますが、これも住宅地に出てきて、
駐車地には遠いです。

来た道を戻るのがよい。



写真ではよく判りませんが、クヌギとアベマキを中心とした雑木林。
明るく、風通しもよい、気分のよくなるような雑木林です。 


内馬場の雑木林で迎えた夜明け。なんとすかずすがしいことか。 
ブログでの追加情報 2011.06.25 去年の雨森山
 その他 この情報の最終更新日 2012.05.26