多田 銀山道(ぎんざんみち)
名称 多田 銀山道(ぎんざんみち)

多田銀山を起点とする これも一部ハイキングコースです。
全体にマイナーなので、訪れる人は少な目。
コース沿いのカシの木に、なにげなくさりげなくカブトがいたりします。

 孤独なオトーサンの半日遠足におすすめです。

 
住所 兵庫県 猪名川町 銀山 〜 広根 付近
アクセス バイパスを行く
伊丹方面からは 県道12号 川西−篠山線を北上する。
清和台を抜けても、そのままバイパス道を進む。

つつじヶ丘を過ぎて、少し下ったところの「広根大水口」信号を左折。
(多田銀山への標識あり)
しばらく道なりに行くと、新しい建物、銀山会館「悠久の館」が見えてくる。
駐車場所 あります。無料
上記 悠久の館の駐車場(5台程度)に入れるか、
またはそのすぐ右手上 悠久広場前に新設された駐車場があります。
悠久の館手前はバスの転回場所があります。
そこには駐車しないように、ご注意ください。


奥が悠久の館(最近出来たので、何なのか分かりません)
中央は、トイレです。
樹相 コナラとカシの木
鉱山近くとあって、岩だらけですが、川沿いに貧相な雑木林がつづいており、
その中にコナラがありますが、樹液は少な目です。
虫こぶでボコボコになったアラカシやシラカシもねらい目ですので、見逃さないように。

調査深度 ハイキングは3回
シーズンし1回

以前にハイキングで通ったとき、9月終わりというのに、樹液でコクワを確認。
「シーズンにも来なあかんなあ」と思っていましたが、07年8月4日の炎天下、
相方の監視網を突破し、駆け足でひととおり見てきました。

実績 チョウ多し  
カブト、スジ、コクワを見かけました。写真だけ撮って帰りました。
カミキリ、タマムシ、チョウも多く、タテハチョウが数種飛び回っています。

アプローチ

  と

ポイント
歩きます
マップ ここをクリックしてください
 

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最初に
以下ご案内するのは、兵庫県が整備した自然歩道(ハイキングコース)を含んでいます。
道幅はなんとかギリギリ車1台が通れる巾はあります。
しかし、すれ違うことは絶対できない道幅です。
ハイカー保護のためにも、歩きをお勧めいたします。
また、ヘビも多く、時たまMTBやオフロードバイクも見かけます。
子供たちには注意をお願いいたします。

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駐車地から、銀山橋を渡り、まず北の方へ歩きます。

これは銀山橋です。


左手に甘露寺をやり過ごし、少し行くと、民家が切れた頃に自然歩道の標識があります。

これが標識です。
それに従い、左に曲がって少し行くと、工務店がありますので、そのカドを右折。
あとは道なりに真っ直ぐ進みます。

最初の分岐地点に、大きく道路まで張り出したクヌギがあります。→A
樹洞があり、樹液もけっこう出ています。



ここの分岐では、真っ直ぐ道なりに進みます。
登り道となり、しばらく歩くと、また右から道が合流してきます。→B
ここらあたりからが、ポイントです。
左側の小川と道の間に、貧弱な雑木林があり、ぽつぽつ樹液が確認出来ます。
樹液のコナラやカシの木を拾いながら進むと、池に出ます。

写真では分かりづらいのですが、虫穴だらけのボコボコです。

この先、雰囲気の良い雑木林があるのですが、私有地らしく、やたらと立ち入り禁止のカンバンが目に付きます。何か資材関係の置き場のようですが、川の対岸から見ても、よさげな木が見えるのですが、残念です。

この先は徐々に道狭く、日当たりも悪くなり、きつい坂を上がると、「ソエ谷峠」に登り着きます。
そこまで行くと完全に行き過ぎです。引き返します。



アラカシの樹液にきていたカブト


今度は、先ほど合流してきた道→Bを行きます。
一旦下り、谷間地を進むと、また道に合流します。→C

ここからが2番目のポイント。
同じように左がわに小川が流れており、道と小川の間のごく狭い部分に、樹液の木が確認出来ます。


同じように木を確認しながら、道を進みます。
道の右側にも、木はありますので注意。


アノ隙間に何かいますが・・・・・・・コクワのようです。

左にゴルフ場へのコンクリート製の橋が現れたら、だいたい終わりです。

この先にも池があり、一本松山の方へ続いているのですが、
優勢な樹液の木はなさそうです。

戻りは、Cの場所で合流してきた方の道を行きます。
すると最初の分岐 Aに辿り着きます。



静かな静かな 多田 銀山道。
樹間から見えるのは、城山。
こころ静かに散歩できます。


ここでは触れませんでしたが、瓢箪間歩や台所間歩など間歩(昔の坑道)のあとがあちこちにあります。
特に青木間歩は整備され、中も見学できます。
ズリ場では、鉱石を採集している方もおられ、そんな方とお話しするのも楽しい。
また、太閤秀吉の埋蔵金伝説の舞台でもある。

シーズンオフには、たまには昆虫採集を忘れて、散歩するのもよいです。

参考
http://www2u.biglobe.ne.jp/~HASSHI/tadamin.htm

その他
この情報の最終更新日 2019.02.17