昆虫採集に行こう!   伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 
28-032  土池公園(名谷)

伊丹樹液倶楽部のモットーの1つは、未だ実績のでないオトーサンのためのお助けサイトであるという点である。

そのため、近郷近在各所の公園をご紹介していくのが、メインの柱になっているのだが、

なかなか果たせない。

申し訳ありません。

というワケで、本日は久しぶり 公園案内 である。

map

http://yj.pn/0li2EE

神戸市垂水区名谷にある 土池公園である。

訪れたのは 土曜日。

山の神が 月例の出稽古のため 車がない。いつもなら ここで チャリンコエリア に出かけてしまうのだが、

毎月では 行くところも 尽きてしまう。 で、一緒に行き 現地で テキトーな公園に行くことにした。

それが 土池公園である。

だから、有力な情報があって 満を持して出撃したわけでなく、ただなんとなくである。

申し訳ない。

これでは、最初から期待薄ではないか ! というご指摘もありましょーが  

そこは ご容赦 願いたい。



まず、公園の一番高いところに 登った。

遊歩道は 山頂 (といっても たぶん標高差50~60mの小高い丘といった趣) を目指しているはずだが、

山腹を巻いて、なかなか上がっていこうとはしない。

ええいっ! と、あるかなしかの踏み跡を頼りに 強引に直登。

どうも こどもたちの遊び場みたいで、そこかしこに 冒険の跡 が・・・・・。

登ること約5分。てっぺんの東屋に到着。




ひと山越えると海なので、明石海峡大橋が よく見え、なかなかの眺望です。


しかし、足下の この公園自体の 俯瞰は出来ませんでした。

しかたなく、下りながら 木々の様子を確認していきます。

木は コナラもあるが少なめ、ミズナラやヤマモモ シラカシ アラカシ などが混じっているようです。


名前にもなっている 土池は どうやら 谷地を堰き止めて作った人工のため池で 基本的に ここは山地のようで、乾燥しています。

優勢な樹液木を見つけるのは 難しそうです。




しかし、昆虫類は まずまず 元気に姿を見せます。




この季節ならでは、ハナムグリびっしりの木もありました。




公園を、ぶらぶらと散歩しましたが、有望な木は5本ほど見つけました。

蜘蛛の巣が蔓延っていたので、あまり人が近づかないエリアなのかもしれません。

いずれも、カシの木でカミキリムシの食痕や産卵痕から樹液がしみ出ており、

キマダラやヒカゲチョウが元気に集まっておりました。

いわゆる ボコボコの木 です。

とても有望に見えました。シーズン中の夜なら ほぼ必ず クワガタやカブトムシに出会えるように感じました。
(あくまで個人の感想で、客観的事実ではありません・・・・・笑)




木の隙間には、コクワ君も・・・・・。


で、その木の根元。



思わず デケエ! と声を上げてしまいました。

左の生体のシロスジカミキリでありません。

右の 死骸の方です。

腹の部分だけで、左の個体くらいあり、間違いなく 私のベスト1 シロスジカミキリのサイズでしたが、残念です。

住宅地の中の 公園で 管理されたエリアもありますが、エリアによっては とてもよい場所もありますので、ご近所の方はどうぞ。





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