昆虫採集に行こう!   伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 
28-030  烏原貯水池(立ケ畑ダム)


今回は烏原貯水池(立ケ畑ダム)です。

土曜日 仕事があんまりヒマなので、GWの連休明けというのに休みにしたら、丁度兵庫県庁方面で用事が出来た。

行ってみると、2時間半ほど間が空いてしまった。

さてこの時間、どうしようか。

ということで、前から行ってみたかった烏原貯水池(立ケ畑ダム)を回ってみることにした。



徒歩で県庁前を出発し、途中大倉山公園もぐるりと一周して、約45分で到着。

予想外だったのは直前にある石段と 激坂である。

これには閉口した。

なんせこっちも冬眠から覚めたばっかりで本調子ではなかったので体に堪えました。

しかし、登り切ったところにある墓地からは、なかなかのナイスビューが楽しめました。



さて、登り切ったところが すぐ烏原貯水池です。

石井川をせき止めて(立ケ畑ダム)市民の上水道用の水源地となっているようです。




どうです。

この写真だけで、ええとこ やと分かるでしょう。


水源地のよいところは、周囲の山も自治体が管理しているため、比較的によく雑木林が残っている点です。

ここもそうで、水没した烏原村の薪炭林の一部と思われるクヌギがちらほらも見られ、楽しみな感じです。

残念ながら、一見して分かる樹液ヤケの木は見られなかったものの、手入れのために切断した枝の切り口やコブなどから、

シーズン中は樹液が出ていたであろうという痕跡は確認できました。




ここの斜面だけ 全部 クヌギです。


他にも後からに植えられたと思われるモミジやアキニレなどが池の周りを取り囲んで、静かなよい雰囲気です。
本当に、すぐ横にマンションやら集合住宅やらがあるのに、静かなよい湖畔でした。








一周するのに約1時間ほどかかりますが、犬の散歩に10人くらいの人とすれ違った程度で、ジョグしている人も見かけませんでした。


もう少しで周回も終わりというころ、ぶーんという懐かしい羽音が聞こえました。

帽子であわてて叩き落とすと、これはクロコガネでした。もう、甲虫の季節到来を実感しました。



ここ、残念ながら駐車場がありません。

ここに行きたいと思った方は あの激しい上り坂をあがってくる覚悟が必要です。


だから静かな環境が守られているのでしょうね。

近くに住んでいるのなら、毎朝散歩してみたい場所です。





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