昆虫採集に行こう!   伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 
28-025  宝塚市立 宝塚自然の家

今回はご紹介するのは、「宝塚市立 宝塚自然の家」です。

現在は休所中なのですが、日曜と祝日だけは解放されています。

伊丹市から三田方面に行くために、阪急山本駅から長尾山トンネルを経て新三田駅の方へ抜ける道があります。

私はこの道、往路復路とも年中よく通るコースです。

その途中、もうすぐ千刈水源地というころに案内カンバンが現れる、あそこのことです。

以前は「少年自然の家」となっていた施設で、林間学校などの宿泊がメインの自然学習施設でしたが、

今は誰でも入園可能な、一種の自然公園のとなっている模様。

予算的に、採算性を求められていたのか、前は施設の1つであるレストランの広告幟がずらっと立っており、似つかわしくない雰囲気でした。

しかし、今はそれはありません。


もちろん、駐車場は無料。私が訪れた日も田植えの体験学習が行われており、駐車場はほぼ満杯でした。

実はここ、息子が小さいときにホタルの観察で、夜1に回来たことがあったのですが、夜だったこともあり、

ほとんど詳しいことは知らずじまいだったのでした。




いただいた案内パンフレットです。


敷地内には、アスレチックや天文台、散策路などもあるようですが、私は敷地の外側をぐるっと巡ってみることにしました。

敷地はおおまかに言うと三角形で、県道68号線が下辺になります。

西側にはハイク道のような細い道があり、三角の頂点に向かって続いていますが、ほとんど人が歩いた形跡がありません。

ゆくと、キジの隊列に出くわしたり、またキジがいきなり飛び立って驚いたり、なかなか油断できません。

昆虫類も多く、昼間からホタルなどもぶんぶん飛んでます。




西側 右の森の林縁部を縫うように道が続く


また、道沿いに定期的にクヌギやコナラが現れ、シーズン中なら楽しめそうです。




ここが三角形の頂点にあたる分岐

後の方へ行くと猪倉峠方面

ものはついでにと、足を伸ばして猪倉峠のまで行ってみました。




峠には石仏があり、暗くてじめじめとした感じでしたので、ここでUターンし、敷地の東側を南へ向かいます。







こちら側は、車も完全に走行可能な農道といった状態です。


途中、よさげな雑木林がありましたが、行くまでの枯れた笹地帯でヘビを2頭発見。ずりずりいわせながら這い回っております。

うううむ、とちょっと考えましたが、、万一が起こって今シーズンを棒に振ってはイカンと思い、突撃せずに離れました。

とにかく、ヘビも多かったです。1周で6.7匹見ました。





東側の農道沿いにはクヌギやコナラが何本か見られる程度でましたが、どれもかなりの巨木でした。




周りはこんな田んぼの風景



駐車場やトイレも完備された一種の公園でありながら、自然には手つかずの部分が多く、小さいお子さん連れでも

楽しく昆虫採集が出来るのでないでしょうか。



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