昆虫採集に行こう!   伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 1024×40
27-014  万博公園(ばんぱくこうえん)
シンボル
住  所 〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園1-1
連絡先 万博公園ホームページ    TEL:0120-1970-89
アクセス 上記 公園HPをご覧ください
駐車場
各所に分散してますが、EXPOCITYも含めると 合計8000台以上可能と、近隣では最大です。
詳しくはコチラをご覧ください。

下記に休日の料金を載せておきます。
■土曜日・日曜日・祝日(普通車)
最初の2時間まで、600円  2時間超3時間まで 900円 3時間超4時間まで 1,200円 4時間超 1,500円
(駐車場所によって少し違うようです)
少し高めのような気もしますが、大阪府の運営ではしかたないでしょう。

map
マップはコチラ
このマップは公園入り口で配布しているものと同じです。




今回ご紹介するのは、通称「万博公園」と言われているあの公園です。
正式には、大阪府日本万国博覧会記念公園というらしいです。
住所も、大阪府吹田市千里万博公園1-1となっており、いかにも新しく作りましたといった住所です。




皆さんご存じと思いますが、1970年に当地で開催された日本最初の国際博覧会「日本万国博覧会」の
会場跡地を整備して開設された広大な公園です。
全体で264ヘクタールあるそうです。

万博当時、私は中学1年生で、10回近く通って全てのパビリオンを制覇したりして、記憶も鮮明ですが、
会期中はアスファルトと鉄とコンクリートで固められた、それこそ未来都市そのもののように感じたもの
でした。




人工の極地といった施設でしたので、ここは対象外と思ってましたが、最近は様子が違っています。
あれから45年以上経ち、敷地の西部・南部には樹木が植えられ、かなりの面積が森になっています。
樹木は高木化して薄暗く低木や雑草の無いエリアもあるほどです。


このカンバン、南が上です。


森のエリアに足を踏み入れると、僅かに森を分断するように道路があり、当時のパビリオンの位置を示すカンバンが有るくらいで、
かつての面影は全くありません。




北摂の雑 木林も人工的に作られて、人の手で管理されてきたことを考えると、
このような成り立ちの人工的な「森」もあり、なのかもしれません。

園内、クヌギ・アベマキ・コナラ・アラカシ・シラカシ・アキニレなど、私がよく行く北摂の雑木林より、
よっぽどたくさんあります。全部見てられないくらいです。



エリアの中心には、自然観察学習館という建物があり、
この森に棲む昆虫の標本が展示されていましたが、
ミヤマクワガタのみ稀少となっている以外は、現在普通種のカブ・クワは棲息している模様です。


森の南西部には周囲に堆肥を集積し、名付けられた「カブトムシの森」なるものもあります。
「カブトムシの森」へは「森のさんぽ手帖」20ページの「園内たんけんマップ」を参考にしてください。

また、「どんぐりマップ」なるものも公開されており、樹木 の位置を調べる参考に出来ると思います。


さらに、管理が行き届いた公園らしく、そこかしこにスズメバチ注意のカンバンがあり、それもひとつの
目安になるでしょう。


総合公園らしく、昆虫採集に飽きても、空中回廊「ソラード」を始め、たのしい遊具や施設がたくさんあり、
1日たっぷり遊ぶことが出来ます。





ネックとなるのは、9時30分から17時までと利用時間に制限があることと、
入園が有料(大人250円、子ども70円)であることですが、
さらに駐車場料金が、結構高いこともお忘れ無く。




2016.09.19
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