昆虫採集に行こう!   伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 
27-012  大阪市立大学理学部付属植物園

今回は市大植物園です。

伊丹からは結構遠いです。

道路が空いていても最低1時間20分はかかります。

電車では京阪の枚方で交野線に乗り換えて終点私市(きさいち)下車徒歩6分。

あわよくば樹液ポイントのご紹介ができるかもな、と思い 盆休みを使って行ってみたのですが、外れました。

正式名称は「大阪市立大学理学部付属植物園」

http://www.sci.osaka-cu.ac.jp/biol/botan/




クヌギやアベマキが隣り合わせてで植えられてある。


生駒山の裾野にあり、よくある森林公園程度に考えていましたら、予想外に研究施設的性格が強く、植物はもちろん園内の昆虫も
採集禁止となっておりました。

実際、園内のある部分や温室なども研究のため一般見学者は立ち入り禁止エリアとなっていました。

大阪市立の施設のため、やっぱり有料です。

入園料は350円
駐車料は500円
(あんまり一般入場者は歓迎というカンジではありません)

入場ゲートは料金を払うまでOPENしないしくみです。

約20台が駐車可能ですが、駐車場は園内の草の生えた緩やかな斜面に設けてあり、それだけで気分がよろしい。

草の生え方からみて、あまり頻繁に車の出入りはなさそうです。
記載は無いが本学の学生はもちろん無料です。




全体図
なかなかに広大。本日は1/4ほどしか歩いていない。





園内広く 、大阪府下で最大の植物園とのこと。

展示の方法もとても分かりやすく、勉強になります。

分類の上、近似種を比較できるように近くに植えてあったり、森林や林をタイプ別に再現してあったりと、その辺の森林公園とは一線を画しています。




メタセコイヤやイトスギの森です。


昆虫も豊富で、特にヤマトタマムシはこの時期ならでは 飛翔中を含め数頭を観ることができました。








暑かったので動きも活発。




ツマグロヒョウモン

蝶類は他にもガンガン飛んでいたのですが、早すぎて写真になりません。


さあこれから照葉樹林や落葉広葉樹のエリアにいってみようと、もらったマップを頼りに地道を歩き始めました。
ところがものすごいヤブ蚊攻撃を受けました。

念のため虫除けスプレーをふんだんにぶっかけた直後にもかかわらず、息子は4~5ケ所、私も1ケ所刺されました。

見るとスプレーをしていなかったズボンを中心に 数十のヤブ蚊が蝟集しており、我々は這々の体で逃げ帰ったのでした。


ですから、実は詳しくリポートもできないのです。

それでも、ヨッシャ行ってみよう、という奇特な方は、そのつもりで用心してお出かけありたい。



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