昆虫採集に行こう!   伊丹樹液倶楽部 公園と樹液情報 
27-011  摂津峡公園

今回は 伊丹樹液倶楽部の本来の趣旨であるところの、

初心者オトーサンの応援コンテンツ、各地の自然公園の紹介である。

一覧に長いこと名前は挙げていたが、なかなか訪れる機会のなかった高槻市立摂津峡公園 である。

http://www.city.takatsuki.osaka.jp/kurashi/kiban/koen/daihyo_koen/1328775617547.html





東方面にはあまり脚を伸ばすチャンスがなく、ここらが東の限界といったところです。

伊丹からは道路さえ空いていれば1時間ほどの距離ですが、中央環状・171ともに渋滞気味で1時間半ほどかかりました。

171から真如苑方面に進み、住宅地が途切れるともうそこが摂津峡の入り口です。

1日1000円と、こういったところにしてはかなりお高めの駐車場代が必要です。

もっと上に上ってからそこらに路駐すればいいのかもしれません。

園内施設どれもメンテはされているものの設置はかなり古いらしく五月山公園と同じような昭和初期の香りが漂っており、

人気も少なくナイスな雰囲気です。

どうやら皆さんは芥川の川岸でバーベキューや水遊びに来られているようです。

しかし、園内早くも虫網をがっちり握った親子連れの姿がちらほら見られます。

昆虫採集の場所としては有名どころなのかもしれません。




案内図を見てとりあえず、林間を縫うような「中腹自然林コース」で「白滝」へ向かいます。





このコースはアップダウンありますが、遊歩道の両側にクヌギとアベマキが点々と続き、大変楽しみなコースです。

コースに踏み入れるやいなや、キマダラヒカゲのお出迎えです。

この蝶がいるということは、樹液が豊富ということです。





案の定5月なのに早くも樹液の染み出しが各所に確認でき、一部発酵臭のする木もあり、スズメバチがたかっておりました。





「クヌギ谷」と称するクヌギ系の樹木ばかりの場所もあり、シーズンになればかなり有望な公園とお見受けしました。





園内、キャンプ場もあります。泊まり込んでの採集もいいかも。





クヌギが点在し、明るく風通しの良い場所もあります。


残念ながら本日はクワ系甲虫は確認できませんでしたが、数多くの昆虫を見かけましたので、安心してお出かけください。



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