樹液写真館 
このページはこれから樹液採集を始めようと思っている方や
雑木林に行っても樹液を見つけられない という方のために
樹液の実際の写真をサンプルとしてお見せします。

野外へ出かける前に、少し「予習」していただけたらと思います。



クヌギ・アベマキ・コナラの樹液

まずは分かりやすいクヌギ、アベマキ、コナラの 冗談で言うところの「大三元樹液」を見つけましょう。
多くは、樹皮がめくれ上がったり、割れ目が走った部分から樹液で出ています。




下の写真は中央部が乾いてしまっていますが、樹皮がめくれ上がっている奥から樹液が出ています。





樹液には多くの昆虫が集まります。
時期にはこのように多くのカナブン、チョウ、スズメバチがやってきますので、それを手かがりにするのもよいです。
でも下の木は、誰かに樹皮を割り取られています。
以前は毎年ヒラタが入っていた木ですが、最近はコクワしか見なくなりました。





樹皮のめくれ方が素直だと、下の写真のようにライトの光が奥まで届きます。





樹液を見つけたら まずはその木の場所を憶えることですね。
今はスマホにGPS機能が標準で搭載されているので、便利になりました。
採集は早朝や夜に来る事が多いと思いますが、迷ったりウロウロしたりすることがなくなります。

雑木林には目印となるものが少ないので、以前はメモ帳に「○○の大木から北に○○歩いった右側」とか書いて、
記憶するまで何度も脚を運びました。





この木は樹皮の割れ目から樹液が染み出しています。
オオムラサキとノコギリが見えますね。





これも小さな割れ目から樹液が出ているようです。
クワガタが頭を突っ込んでいるからわかりました。





かと思うと、何もないところから吹き出していたりもします。









これは地上4m位のところです。
目の高さあたりだけでなく、上の方にも目を向けます。





これも高い位置ですね。












今度は根っこの近くです。草をかき分けると樹液が出ているのを見つけることもあります。






こんな手つかずのめくれの木を発見するとうれしくなります。






樹液は幹だけではなく、横に張り出した枝からも出ている場合があります。
見上げると逆光になって分かりにくいので、ライトやデジカメのフラッシュを利用して確認します。





下の写真はシロスジカミキリの産卵痕です。
ここからも樹液が出る場合があります。




こんな具合です。







その他の樹液


クヌギ、アベマキ、コナラをマスターしたら 次は アキニレの樹液を探して見てください。
アキニレの木は、クヌギみたいにゴツゴツしていせんが、表面に小さいツブツブがあり、
ウロコ状にはがれたいりしているのもあります。
クヌギなどが少ない場所では、かなり有望な木です。
ただし、アノ発酵臭はしませんので、ルッキングあるのみですね。









次は ヤナギの木です。

よくあるシダレヤナギではありません、タチヤナギなどの木で川やその近く、河川敷などでよく目にする木です。
ヤナギもあまり臭いはしません。
カナブンやケシキスイ、コムラサキが目印になります。
木に小さい穴があったら、その奥に樹液が出ていますので、覗いてみるとコクワやヒラタが入っていることがあります。