その他の樹液

エノキ(?)と思われる木の幹にあるへそ状のくぼみからでている樹液。

これはたくさん出ている方だ。
ふつうはもっとちびっとしか出ていない。
ほんとに穴の中だけとか、わずかなことが多い。




尼崎市内の公園

これはヤナギの木です。
川や池の近くに生えていることが多いですが、以外に樹液も出します。

これは激しい例です。
白くなるほど吹き出して、辺り一面アルコール臭が漂っていました。

こんなに激しいのは、滅多とないです。

この写真も、左手で下草を押さえ込んで撮っています。





有馬富士公園

これは、オニグルの木です。

オニグルミも谷や河川敷に多く生えている木です。

真冬というのに、旺盛に樹液を出していました。
写真には写っていませんが、下の方に樹液だまりすら出来ていました。

シーズンになったら、ぜひチェックしてみたい木です。


アラカシの樹液にきていたカブムシ。

カシの木系も、樹皮が少し浮いた状態になったところに、ちびちびと樹液が出ています。

クヌギの樹液と違って、少しわかりにくいです。



多田銀山

上の写真と同じ木です。

中央の幹に樹液ヤケが見られますが、おわかりでしょうか。

これを見逃してはいけない。


この木は、アカメガシワの木です。
樹皮が編み目というか裂けるチーズのように割れているので、すぐわかります。

この木もけっこう樹液を出します。
樹液を何年も出すと、深く割れていたりもします。

川や崖っぷちなどで、よく見かけます。


どんどん激しくなっていくと、こんな風になります。

穴の中をのぞいてみたくなりますね。


これは特殊な例です。

台風などによって、クヌギの枝が折れてしまって、その影響で樹皮が一挙にはがれ、そこから樹液が噴出しています。

木肌が新しいので、ごく最近折れたと思われます。


これも特殊な例。

ここをホームグラウンドにしている人が、ナタで人為的にキズをつけています。

樹液を人工的に出させるためでしょうが、ここまでしなくても、と思いますが・・・・。

いかがなもんでしょうか。
私は、絶対やめてほしいと思います。

これも人為的に樹皮に切り口を入れてあります。
どうも最近のようです。

こんなことをしても、樹液が出てくるのはほんのわずかな期間だけだ。

群馬大学の調査ではっきりしている。

この人は毎年こんなことをするつもりだろうか。